旅行に行くとき、意外とバカにならない出費の1つに、旅行傷害保険の加入費用があります。掛け捨ての保険なのに、家族4人分だと1万円を軽く超えることも多いです。
しかし調べてみれば、意外と多くのカードに海外旅行傷害保険が自動付帯されています。特に航空会社の提携カードは、旅行が好きなが持つことが多いので、付帯されていることが多いです。ゴールドカードなどの年会費の高いカードは、扶養家族などもまかなえる特約がついている場合が多いのでさらにお得です。
旅行まであと一ヶ月ぐらいになったら、ムダに保険を掛ける前に、ぜひ手持ちのクレジットカードを一通り調べてみましょう。
付帯の保険には注意したいことも何点かあります。
■ 疾病死亡の保険金が無い場合が多い
■ もっとも必要な治療費の保険金額が低い
■ 複数枚保険が付帯されているカードがある場合、死亡保障は手持ちのカードの付帯保険の最高額が保険金額になる。
■ 治療費や救援費用などは持っているカードの保険額が合算されるが、同じカード会社発行のカードの場合などは合算されないこともあり、事前に確認が必要
■ キャッシュレスサービスに対応していない場合が多く、その場合は高額な立替払いが必要
■ カードによっては、旅行代金の一部をカード払いしないと、保険が適用にならない場合がある
上記の点を考えると、旅行一ヶ月前になったら、手持ちのカードの保険額を計算し、足りない保険をバラ掛けで掛けましょう。特に治療費の上乗せはぜひともやっておきたいです。
また、いざと言うときに慌てないよう、緊急時の連絡先を一覧にしておきましょう。
>> 海外旅行保険付きクレジットカード、国内旅行保険付きクレジットカード