「クレジット」とは、消費者が商品やサービスを購入するときの代金を、「クレジット会社が、消費者に代わって立替払いするしくみ」のことです。
たとえば、学生時代に、コンパの飲み代を支払うときに手持ちの資金が足りなくて、友人に立て替えてもらったという経験があるでしょう。その場合、あなたは友人に自分の飲み代を借りた(借金)ことになるし、友人からすれば飲み代を貸した(融資)ことになります。
つまり、それは友人同士の「信用」にもとづいたお金の貸し借り(資金の融通)ということになります。
クレジット会社は、この場合の友人と同じ役割を果たす。クレジット会社と加盟店契約を結んでいる店で、あなたがショッピングや食事をした場合、あなたは現金の代わりにクレジットカードで代金を支払うことができます。
クレジットカードの利用は、本人に代わってクレジット会社が代金を立て替えて支払うという約束事の上に成り立っているしくみなのです。
もちろん、クレジット会社に立て替えてもらった代金は、後日、クレジット会社に返済しなければならないのは当然です。ときどき、それを忘れる人がいるのは困ったものですが...
クレジットは、お金の流れからみればクレジット会社に対する“借金”であり、時間の流れからみれば“返済の先延ばし”ということになります。また、分割払いやリボルビング払いの場合には“返済の平準化” (一度に支払うのではなく少額ずつ分けて支払う)という機能を活用することができます。
【カードシヨツピング】
クレジットカードを使って買い物をすること。返済方法は契約によって異なるが、1回払い、分割払い、ボーナス一括払い、ボーナスニ括払い、リボルビング払いなどがあります。